12日の海外動向と本日の相場見通し 昨日と状況一転、反発へ、AI、自動運転などに注目
13日の大阪ナイトセッションの日経平均先物12月物は前日比130円高の16670円でした。高値はこの16670円、安値は12日20時42分の16390円でした。12日のNYダウは4日ぶりに大幅反発、前週末比239.62ドル高の18325.07ドルでした。ブレイナードFRB理事が講演で、「金融緩和の解除は慎重に進めるべきだ」、「予防的な利上げを迫られる状況ではない」、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が、物価上昇率が政策目標を下回る水準にあるとして「現状の金融政策が適切だ」と述べ、共に早期利上げに消極的なコメントをしたことが好感されました。また、アトランタ連銀のロックハート総裁は講演で、具体的な利上げ時期については「市場の混乱につながるのを避けたい」として明言を避けました。NY原油先物相場は反発、WTI期近の10月物は前週末比0.41ドル高の1バレル46.29ドルでした。NY円相場は3日ぶりに反発し、前週末比85銭円高・ドル安の1ドル=101円80~90銭でした。9月のFOMCでの利上げ観測が後退したことが、ドル売り材料になりました。
本日の東京株式市場は昨日と一転して、米国の早期利上げ観測後退を好感し、買いが先行しそうです。ただし、円相場が円高に振れているため、日経平均の上値は限定されるでしょう。想定レンジは25日移動平均線(12日現在16754.23円)±150円程度です。物色面では、経済産業省がAIなどを活用する「第4次産業革命」に向け、2030年時点の自動運転の目標を新たにつくると伝わり、AI、自動運転、ドローン関連への関心が高まりそうです。12日の規制改革推進会議の初会合で、安倍首相が農業改革について「関係業界や全国農業協同組合連合会のあり方を予断なく見直す」とも一部報じられたことで、農業関連にも物色の矛先が向かいそうです。
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