相場概況(主力株)/11日の日経平均は先週末比164.67円高の17,024.76円

11日の日経平均は先週末比164.67円高の17,024.76円、高値は17,074.46円、安値は16,931.12円。東証1部の出来高は16億6516万株、売買代金は1兆8711億円、値上がり銘柄数1132銘柄、値下がり銘柄数は699銘柄、変わらず153銘柄。日経平均は反発。

前場の日経平均は反発。原油先物高から欧米株が上昇したことを背景に日経平均も朝方から買いが先行した。その後も為替相場が円安方向に振れたことから上げ幅を拡大し、午前10時40分には前場の高値1万7074円46銭(214円37銭高)まで上昇。買い一巡後は高値圏でのもみ合いとなっている。日経平均は9月9日以来約1カ月ぶりに大台の1万7000円台を回復。今日のところはまずはこの水準を維持できるかに注目が集まる。

後場の日経平均は利益確定売りに押され上げ幅を縮小。前場は一時200円超の上昇も後場は売りが先行、高値圏では戻り待ち売り、利益確定売りに伸び悩む展開。ただ、前場約1カ月ぶりに回復した1万7000円台の節目は維持。今後の米利上げやドイツ銀行問題なども先行き不透明な面もあるものの、もう一段の上昇、更なる円安加速期待、輸出企業の業績改善期待からの先高期待も徐々に高まる状況となってきている。

東証33業種では、鉱業、石油石炭製品、海運業、水産・農林業、情報・通信業が値上がりした。一方、空運業、その他金融業、鉄鋼、その他製品、ゴム製品が値下がりした。個別では、東証1部の値上がり率トップは藤倉ゴム工業(5121)、2位はトーセ(4728)、3位は日本金属(5491)。一方、値下がり率トップは小野薬品工業(4528)、2位はタカタ(7312)、3位はライフコーポレーションス(8194)

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