17日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は18000円大台を回復へ

18日の大阪ナイトセッションの日経平均先物12月物は前日比200円高の18080円、高値は18日05時14分の18100円、安値は17日17時16分の17830円でした。17日のNYダウは反発し、前日比35.68ドル高の18903.82ドルでした。イエレンFRB議長がこの日の議会証言で、「比較的近い利上げが適切だ」との見解を示したことで、大統領選でトランプ氏勝利でも、12月の追加利上げに向けた道筋に大きな変化はないとの見方が強まり、不透明感が後退したことが追い風になりました。NY原油先物相場は続落、WTI期近の12月物は前日比0.15ドル安の1バレル45.42ドルでした。NY円相場は1ドル=110円05~15銭の1円円安・ドル高でした。

 

米株高、円安を好感し、本日の日経平均は18000円大台を回復する見通しです。想定レンジは25日移動平均ベースのボリンジャーバンドプラス2σ(17日現在17856.44円)~プラス3σ(18168.21円)です。円安を追い風に主力の輸出関連株が日経平均を押し上げ、ほぼ全面高が予想されます。その一方、週末でもあり、上値では買い方の利食い売りが出るとは思いますが、想定以上の相場の強さで、売り方の買戻しが終日入ることが見込まれ、下値は相当堅いとみています。

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