5日の海外動向と本日の相場見通し 225は5DMA付近のもみあい、物色はロシア関連とフィンテックに注目
6日大阪ナイトセッション日経平均先物12月物は前日比160円高の18420円、高値は6日00時16分の18570円、安値は5日16時34分の18340円でした。５日のNYダウは反発、前週末比45.82ドル高の19216.24ドルと、過去最高値を更新しました。NY原油先物相場は４日続伸、ＷＴＩ期近の１月物は前週末比0.11ドル高の１バレル51.79ドルでした。ＮＹ円相場は1ドル＝113円80～90銭の25銭円安・ドル高でした。
NYダウや原油先物価格の上昇を好感し、本日の日経平均は3日ぶりに反発する見通しです。想定レンジは昨日安値18227.39円～1日高値18746.28円です。基本は5日移動平均線（5日現在18365.94円）アラウンドのもみあいでしょう。物色面では、三井住友銀行とみずほ銀行は、ロシアの国営エネルギー資源会社ガスプロムに約８億ユーロを協調融資する調整に入ったと伝わり、ロシア関連が賑わいそうです。また、日銀の黒田東彦総裁が５日、都内で講演し、フィンテックは「金融サービスを変革する大きな潜在力を持っている」と発言したため、フィンテック関連にも投資家の関心が向かいそうです。
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