５日の海外動向と本日の相場見通し
５日のシカゴ日経平均先物３月物（円建て）は18395円大証比35円高でした。ＮＹダウは４日ぶりに小幅反発、前日比9.72ドル高の17158.66ドルでした。ＮＹ原油先物相場は続落、ＷＴＩ期近の２月物は前日比0.79ドル安の１バレル35.97ドルでした。ＮＹドル／円相場は１ドル＝119円00～10銭、40銭円高・ドル安でした。
外部環境に大きな変化はありません。このため、本日の日経平均は前日終値（18374.00円）付近で寄り付き、その後は、東京外国為替市場の円相場と、10時半から始まる上海株式市場の動向を睨みながら、方向感を探る見通しです。ただし、円安に振れない限り、日経平均の上値は限定的でしょう。日経平均先物３月物の想定レンジは昨日のナイトセッションの安値18130円～昨日通常取引高値18550円です。
寄り付き前のボラティリティーは外部環境が大人しかったため低下するでしょうが、ザラ場中は、円相場、上海株次第では上昇する可能性があります。なお、ボラが上昇するケースでは、円高や上海株安を嫌気した売りが加速し、裁定解消売りが断続的に出て、日経平均は下方向に加速し走ることになるとみています。また、現状の相場では、仕掛けが上手くハマるとしたら、やはり、売り仕掛けでしょうね。
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