8日の海外動向と3連休明けの日本株の見通し
8日のシカゴ日経平均先物3月物(円建て)は17280大証比410円安でした。安値は一時17235円を付けました。NYダウは前日比167.65ドル安の16346.45ドルでした。15年12月の米雇用統計で、雇用動向を素早く映す非農業部門の雇用者数が前月比29万2000人増と市場予想の20万人程度の増加を大幅に上回ったことで、一時前日比137.79ドル高まで上昇する場面がありました。しかし、賃金の伸び悩みや、原油安、中国経済の先行き不安などを背景に、売りが膨らみ、一時199.53ドル安まで下落しました。NYダウの週間の下げ幅は1078.58ドルと、週間ではリーマン・ショック直後で株価が急落していた08年10月6日~10日の週の1874.19ドル安以来ほぼ7年3カ月ぶりの大きさでした。NY原油先物相場は5日続落、WTI期近の2月物は前日比0.11ドル安の1バレル33.16ドルです。NY円相場は6日続伸、前日比45銭の円高・ドル安の1ドル=117円20~30銭でした。
3連休明けの日本株は、週明け11日の米国株式市場の動向次第です。現時点で、米株が4日続落するか否か、ドル/円相場がさらに円高に進むのか否かが正確に予測できない以上、今、12日の日本株を見通しても仕方がないというのが本音です。よって、11日の米金融市場の動向を見極めてから、連休明けの日本株を予想するしかありません。
カブ知恵厳選おすすめ投資顧問
カブ知恵スタッフが実際に登録し、情報提供を受けている投資顧問をピックアップ!短期取り組みに強い投資顧問、材料株に強い投資顧問、人気テーマをいち早く配信する投資顧問、ファンドなど機関の取り組み状況を配信する投資顧問、狙い目IPO銘柄を教えてくれる投資顧問、それぞれに特徴やメリットがあります。基本的な情報配信はメルマガ登録だけの無料で受け取ることができますので試してみるといいでしょう。おすすめです。