個別銘柄情報(2/3分)
日光電(6849)、大和は投資判断を引き下げ
2341円 8円高
大和証券は、同社の投資判断を従来の「3」から「4」に引き下げ、目標株価を同2580円から2100円に引き下げた。3Q累計業績は売上高1106億円(前年同期比0.9%減)、営業利益53.0億円(同26.8%減)、3Qのみでは売上高361.6億円(同5.2%減)、営業利益14.7億円(同51.5%減)。モメンタムが大きく鈍っており、ネガティブな印象だという。このため、大和予想を会社修正見通しを下回る水準まで減額したそうだ。営業利益は今期150.0億円(前期比8.7%減、従来166.0億円)、来期160.0億円(同6.7%増、従来180.0億円)と予想したという。
マツダ(7261)、野村は目標株価を引き下げ
1594.5円 31円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の2050円から1640円に引き下げた。日米ともにディーラー網強化に時間を要しており、足元では日米で台数増と販売の質の改善の両立が難しさを増しているという。野村では、今後1~2年は、価格志向が強い既存顧客の一部が高付加価値戦略をとる同社から離れる一方、より高所得で自動車にこだわりを持つ顧客層が拡大する移行期にあると考えたそうだ。来期はCX-5効果、原価低減、品質費用減がプラスだが値引き拡大がリスクだという。
ローム(6963)、野村は目標株価を引き上げ
7350円 200円高
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の7000円から7200円に引き上げた。会社は為替前提(2月以降1ドル=110円)変更もあり17.3通期の売上高を130億円、営業利益を55億円それぞれ上方修正。野村では1ドル=113円→114円に変更、会社計画は保守的と判断、3Qの上振れも反映し、17.3期以降の営業利益予想を20億円ずつ上方修正したという。アナログ・パワーに注力する戦略が奏功しており、とくにパワートレインやボディ等の自動車向けが牽引し増収増益に転じている点は評価できるそうだ。
ソニー(6758)、野村は目標株価を引き上げ
3537円 168円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の4000円から4200円に引き上げた。テレビやスマホなどの民生用エレクトロニクス事業の収益が安定する中で、半導体やゲーム、エンタテインメントなどの成長事業が業績を牽引する見通しだという。ネットワーク事業の売上拡大や、バーチャルリアリティの順調な立ち上がりなど、中期的な成長戦略にも期待が持てるそうだ。17.3期に含まれる一過性の減益要因(熊本地震の影響535億円、カメラモジュールの減損239億円、電池の減損328億円、映画の減損1121億円)が解消し、半導体の増産効果が通年で寄与することで、中期経営計画の最終年度である18.3期の営業利益は会社目標の5000億円を上回る水準を予想したという。
LINE(3938)、野村は目標株価を引き下げ
3620円 5円安
野村證券は、同社の投資判断は「Neutral」に据え置いたが、目標株価を従来の2050円から1640円に引き下げた。17.12期の営業利益予想を402億円→258億円へ、営業利益率予想を22.9%→16.2%へ引き下げたという。競争激化でヒット作が生まれづらい事業環境を考慮して、コミュニケーション及びコンテンツの売上高を925億円→899億円へ引き下げたそうだ。また、広告売上高はパフォーマンス広告を中心に見直し825億円→682億円へ引き下げ、さらに、同社が投資を積極化することから、先行投資負担が重くなると考えたという。
ALSOK(2331)、MUMSSはレーティングを引き上げ
4245円 215円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングを従来の「Neutral」から「Overweight」に引き上げ、目標株価を同4600円から5200円に引き上げた。18/3期は17/3期の退職給付費用増等の特殊要因がなくなることに加え、ガードセンター統合効果等もあり高い増益率が見込まれるという。また、高採算の機械警備の成長による利益率改善や、人手不足による警備アウトソースニーズの高まりから、中期的に高い利益成長が見込まれるそうだ。
村田製(6981)、MUMSSは目標株価を引き上げ
15420円 665円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティング「Overweight」を継続し、目標株価を従来の15500円から16500円に引き上げた。MUMSS営業利益予想を、17/3期は2050億円から2080億円へ、18/3期は2530億円から2670億円へ、19/3期は3130億円から3290億円へ増額したという。4Q以降の為替前提を1ドル110円に変更(従来100円)したそうだ。製品では小型大容量MLCC、I.H.P-SAW、メトロサーク、高周波モジュール、分野では中国スマホのCA(Carrier Aggregation)対応、自動車の電子化並びに通信機能搭載など、同社独自で伸ばせる領域も多く、巻き返しが期待されるという。
ダイビル(8806)、MUMSSは目標株価を引き上げ
1063円 20円高
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティングは「Hold」に据え置いたが、目標株価を従来の1200円から1340円に引き上げた。17/3期3Q累計営業利益は新ダイビルの本格稼働、東京・大阪の埋戻し後のフリーレント解消により前年同期比20%増と好調に推移したという。通期営業利益計画に対する進捗率が81%と高く、17/3期のMUMSS営業利益予想を増額したそうだ。18/3期は埋戻し効果が通期寄与するが、新規投資の貢献が小さいことを見込み、MUMSS予想を据え置いたという。
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