9日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は終値で25日移動平均線、SQ値を上回るかに注目
10日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比300円高の19210円、高値は10日05時30分の終値、安値は9日17時50分の18900円でした。9日のNYダウは反発、前日比118.06ドル高の20172.40ドルと、1月26日以来2週ぶりに過去最高値を更新しました。トランプ大統領が9日の米航空会社幹部との会談で、今後2、3週以内に税に関する計画を発表すると述べたと伝わったことが好感されました。ナスダック総合株価指数は3日続伸し、同32.726ポイント高の5715.180ポイントと3日連続で最高値を更新し、S&P500種株価指数も最高値を付け、1月25日以来ほぼ2週ぶりに3指数が揃って最高値を付けました。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の3月物は前日比0.66ドル高の1バレル53.00ドルでした。NY円相場は1ドル=113円20~30銭の1円30銭円安・ドル高でした。
米国株高、ドル高・円安、原油先物高という「トリプルメリット」で、本日の日経平均は大幅反発が見込まれます。想定レンジは19200円±100円程度です。本日は、株価指数オプションとミニ日経平均先物2月物のSQ算出日ですが、テクニカル的には終値で25日移動平均線(9日現在19115.06円)や、2月物のSQ値を上回るかに注目します。上回るならば、来週以降の本格的なリバウンドの到来確度が高まるでしょう。なお、本日は日米首脳会談を控えた週末であり、東京外国為替市場でNY市場以上にドル高・円安に振れない限り、下値は堅いものの、買い一巡後の上値は重いとみています。
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