個別銘柄情報(2/10分)
ニチイ学館(9792)、大和は投資判断を引き上げ
855円 19円安
大和証券は、同社の投資判断は「4」から「3」に引き上げ、目標株価を同570円から750円に引き上げた。会社見通しの達成は依然困難と考えているが、大和の利益予想は好調を維持している介護事業を中心に増額したという。営業利益は16年度30.0億円(前期は▲7.9億円)、17年度53.5億円(前期比78.3%増)を予想したそうだ。最終赤字脱却が視野に入り株主資本を大きく毀損する状況からは逃れていると考えたという。
DENA(2432)、大和は投資判断を引き上げ
2601円 47円高
大和証券は、同社の投資判断は「3」から「2」に引き上げ、目標株価は同3130円から2950円に引き下げた。キュレーションプラットフォーム事業の見通しや任天堂(7974)が同社以外との競業を模索する可能性等の悪材料は織り込まれたため、ダウンサイド要因としては機能しづらく株価はリバーサル局面にあると考え、投資判断を引き上げたという。一方、決算ならびに同社のガイダンスを踏まえて大和業績予想を下方修正したそうだ。
ジャパンディスプレイ(6740)、東海東京はレーティングを引き下げ
303円 14円安
東海東京調査センターは、同社のレーティングを従来の「Outperform」から「Underperform」に引き下げ、目標株価を同300円から250円に引き下げた。有機ELディスプレイの開発進展を誇示したが、量産工場への投資及び量産が遅れていることから、ビジネス機会を逃す可能性があると判断したという。18/3期以降は、ゲーム用液晶パネルの需要が期待される一方、欧米スマホ企業用液晶パネル需要が有機ELパネルの台頭により減退が予想されることから、18/3期営業利益が前年比13%減の200億円、19/3期が同20%減の160億円と予想したそうだ
マキタ(6586)、CSは投資評価を引き下げ
7750円 310円高
クレディ・スイス証券は、同社の投資評価を従来の「Neutral」から「OUTPERFORM」に引き上げ、目標株価を同8000円から9000円に引き上げた。今17/3期予想営業利益を635億円から625億円(会社予想605億円、IBES予想638億円)へ減額したが、来18/3期予想を660億円から710億円(IBES予想700億円)へ引き上げたという。来期以降に関しては、為替前提の変更、ロシアやブラジルなどの新興国需要の回復、国内シェア上昇、生産の正常化などを織り込んだそうだ。
東急不動産(3289)、野村は投資判断を引き下げ
654円 11円安
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Buy」から「Neutral」に引き下げ、目標株価690円は据え置いた。会社及び野村の17.3期通期業績に対して順調に進捗していると判断しており、業績予想は変更しないという。しかし、16年秋以降の株価上昇で、野村の目標株価との乖離率が4%と小さくなり、かつ18.3期の営業利益の成長率は1%と強くないと予想することから、投資判断を引き下げたそうだ。
ライフネット(7157)、野村は投資判断を引き下げ
370円 10円安
野村證券は、同社の投資判断を従来の「Buy」から「Neutral」に引き下げ、目標株価420円は据え置いた。足元の新規契約獲得状況は、保守的に想定する野村予想通りであるものの、力強さに欠けるという。当面、新契約獲得状況が再加速する蓋然性が見当たらないため、当面は、野村業績予想・目標株価を、さらに引き上げるのは困難と考えたそうだ。
シップHD(3360)、野村は目標株価を引き上げ
2873円 69円高
野村證券は、同社の投資判断「Buy」を継続し、目標株価を従来の4200円から4700円に引き上げた。地域医療構想関連など病院のリモデル案件の受注が増え、中期的に大学病院のリモデなど大型案件の検収も見込めるという。TPP(トータルパックプロデュース)は前期比20.7%減収だが、プロジェクトの検収は1~3月に集中するためネガティブではないそうだ。病院が医療機器等の買い替えに慎重な姿勢なこと、手術室施工の価格競争激化やメディカルサプライ等での先行費用が嵩むため野村予想を若干引き下げたという。
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