本日の相場見通し　日経平均は堅調推移が見込まれます

市場の期待通り、安倍晋三首相とトランプ大統領は首脳会談で、日米同盟と経済関係を一層強化するための強い決意を確認しました。危惧されていた、トランプ米大統領による、円安や日銀の大規模な金融緩和、日本の自動車産業への表だった批判はありませんでした。ただし、日米両国で財政・金融政策や貿易・投資などを幅広く議論するため、麻生太郎副総理とペンス副大統領をトップとする経済対話の新設で合意しました。ここでの議論の行方が、今後の火種になりそうです。

首脳会談を無事に通過したため、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。ですが、前週末10日に会談への楽観ムードが広がり、日経平均は前日比471.26円（2.49％）高でした。強いことは強いでしょうが、売り買いが交錯する可能性が高そうです。想定レンジは10日終値19378.93円±150円です。

関連記事はこちら

25日の海外動向と本日の相場見通し　５月ＳＱ値上抜き需給は劇的に改善へ ２日の海外動向と本日の相場見通し　25日移動平均線を下回って推移する間は、調整色の強い動き Ｏａｋ（3113）、株式会社電通との上場企業の成長戦略支援における業務提携締結に関するお知らせ アカツキ（3932）、株式会社そとあそびの株式取得（子会社化）及びライブエクスペリエンス事業（ＬＸ事業）開始