「一体、何を売り買いすればいいのか」という閉塞感が強まりそう
6日のシカゴ日経平均先物3月物は18040円大証比140円安でした。一時17895円を付けました。NYダウは大幅反落し、前日比252.15ドル安の16906.51ドルでした。6日発表の15年12月の中国の非製造業購買担当者景気指数(PMI)が、1年5カ月ぶりの水準に低下したことや、北朝鮮による水爆実験、さらに、原油先物相場の下落が嫌気されました。NY原油先物相場は3日続落です。WTI期近の2月物は前日比2.00ドル安の1バレル33.97ドルでした。一時は33.77ドルまで売られ、09年2月中旬以来、約6年11カ月ぶりの安値を更新しました。NY外国為替市場で円相場は4日続伸し、前日比60銭円高・ドル安の1ドル=118円40~50銭でした。
外部環境悪化を受け、本日の日経平均先物3月物は4日続落スタートの見通しです。とにかく、円高が収まらないと、日経平均の反発は期待薄です。せめて、1ドル=119円台への回復が必要でしょう。それまでは、日経平均は下値模索を覚悟ですね。想定レンジはシカゴ先物の安値17895円~5日移動平均線(6日現在18390円)です。なお、昨日は、フィンテック関連や自動運転関連などのテーマ株の急落、ナイアガラが目立ちしました。このため、多くの人気テーマ株の需給が大幅に悪化したため、個人と証券自己中心に市場では「一体、何を売り買いすればいいのか」という閉塞感が強まりそうです。
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