21日の海外動向と本日の相場見通し ドル安・円高、米国株安、日本株安という展開

22日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比310円安の19000円、高値は21日の19340円、安値は22日04時53分の18950円でした。21日のNYダウは4日続落、前日比237.85ドル安の20668.01ドルでした。米長期金利の低下や、ドッド・フランク法撤廃に関して、民主党のブラウン議員が米上院銀行委員会で、民主党員は「法案通過を阻止するだろう」と述べたことが嫌気されました。米10年物国債利回りは前日比0.05%低下の2.41%と、この日の最低水準で取引を終えました。NY原油先物相場は続落、WTI期近の4月物は前日比0.88ドル安の1バレル47.34ドルでした。NY円相場は6日続伸し、前日比85銭円高・ドル安の1ドル=111円65~75銭でした。

 

NYダウの大幅安、1ドル=111円台の円高を受け、本日の日経平均は大幅に3日続落する見通しです。想定レンジは19000円~19300円程度です。米国では、下院共和党が提案するオバマケアの代替法案の本会議採決を週内に控え、21日は共和党内でも反対派の動きが伝わり、この法案が可決されなければ、市場が期待する、(政府と議会の合意形成がより難しい)大幅減税や積極的な財政出動など政策発動に遅れが出ることが警戒されているようです。このため、米国でのトランプノミクス実現についての不透明感が払拭されるまでは、ドル安・円高、米国株安、日本株安という展開は覚悟しておく必要があります。ただし、下値では、日銀のETF買い入れや、3月期末の配当権利取りの買いも見込めるため、本日に関しては売り一巡後は、日経平均は、ここ最近の安値圏で膠着するとみています。

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