27日の海外動向と本日の相場見通し 多くの銘柄は前日終値を挟んだもみあいでしょう
28日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比50円安の19240円、高値は27日17時32分の19300円、安値は28日00時08分の19190円でした。27日のNYダウは小幅反発、前日比6.24ドル高の20981.33ドル33でした。ナスダック総合株価指数も反発、同23.711ポイント高の6048.937ポイントと、２日ぶりに過去最高値を更新しました。通常取引終了後に、アルファベット、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフトなど、ＩＴ大手が発表する決算への期待感が相場を支えました。NY原油先物相場は３日ぶりに反落、ＷＴＩ期近の６月物は前日比0.65ドル安の１バレル48.97ドルでした。NY円相場は下落、前日比20銭円安・ドル高の１ドル＝111円20～30銭でした。
米株堅調、1ドル＝111円台の円安はポジティブです。しかし、日本は明日からゴールデンウィークに入ります。また、日経平均は21日～26日までの4日間で、終値ベースで858.94円も上昇しました。このため、大型連休前の換金売り、ヤレヤレの戻り売りが上値では出易い状況です。もちろん、下値を叩き売る材料は見当たらないため、多くの銘柄は前日終値を挟んだもみあいでしょう。日経平均の想定レンジは19250円±100円程度です。
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