5日の海外動向と本日の相場見通し 好悪材料が綱引きし、本日の日経平均は膠着
6日の大阪ナイトセッションの日経平均先物9月物は前日比変わらずの20070円、高値は5日16時39分の20130円、安値は5日23時19分の19990円でした。休日明け5日のNYダウは3日ぶりに小幅反落し、3日終値比1.10ドル安の21478.17ドルでした。一方、ナスダック総合指数は4日ぶりに反発し同40.796ポイン高の6150.856ポイントでした。原油先物相場が下げ、エネルギー関連株が売られた一方、アップル、アマゾン・ドット・コム、アルファベット、フェイスブックなど主力IT関連株が軒並み上昇しました。NY原油先物相場は9営業日ぶりに反落、WTI期近の8月物は、3日比1.94ドル安の1バレル45.13ドルでした。産油国のロシアが減産幅の拡大に慎重な姿勢を示したとの一部報道が嫌気されました。NY円相場は1ドル=113円20~30銭の10銭円高・ドル安でした。
NYダウは軟調でしたが、ナスダックが堅調なことはポジティブです。また、ドル/円相場が1ドル=113円台の円安水準となっている点も日経平均の下支え要因です。ですが、7日に6月の米雇用統計の発表を控えている上、ドイツのハンブルクで7~8日にG20首脳会議が開催されるため、積極的な買いは期待薄です。また、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことで、朝鮮半島の地政学リスクが高まっている点もネガティブです。このように好悪材料が綱引きし、本日の日経平均は膠着するでしょう。想定レンジは20050円±100円程度です。
なお、トランプ大統領は以下のように北朝鮮問題に関して、中国に対して不満を露わにしています。G20では、米中首脳会談の実施も予定されています。会談の内容、及び、会談後の米中の北朝鮮への対応が注目されます。
Trade between China and North Korea grew almost 40% in the first quarter. So much for China working with us – but we had to give it a try!
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