8日の日経平均は前日比69.38円安の17,697.96円

8日の日経平均は前日比69.38円安の17,697.96円、高値は17,975.31円、安値は17,509.64円。東証1部の出来高は25億9124万株、売買代金は3兆2017億円、値上がり銘柄数は377銘柄、値下がり銘柄数は1466銘柄、変わらずは92銘柄。日経平均は5日続落。

前場の日経平均は5日ぶり反発。前日の欧米株安を背景に朝方は売り先行スタートとなったが、中国当局による人民元の対ドル基準値引き上げをきっかけに円安・ドル高が進行し、日経平均はプラス転換。午前10時32分には、1万7975円31銭(前日比207円97銭高)まで上昇。その後は再度マイナスに転じる場面もあったが引けにかけ再度持ち直しの動きとなった。

後場の日経平均は再びマイナス転換。民元高設定・円安転換を背景にプラス圏入りした前場の流れから、後場寄り付きは買いが先行。たた、3連休前の週末要因、今晩に控える米雇用統計前など見極めたいとの動きもあり徐々に上げ幅を縮小しマイナス転換。手仕舞い売り優勢の展開となった。なお、日経平均は戦後初めて、大発会から5日連続で下落した。

東証33業種では、ゴム製品、精密機器、機械が値上がりした。一方、電気・ガス業、海運業、、建設業、小売業、鉱業が値下がりした。個別では、東証1部の値上がり率トップはさくらインターネット(3778)、2位はエスケイジャパン(7608)、3位は関東電化工業(4047)。一方、値下がり率トップはネクステージ(3186)、2位はイーレックス(9517)、3位はリオン(6823)。

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