17日の海外動向と本日の相場見通し 「トランプ発言ショック」の米株・ドル安を受け、日経も3日続落

18日の大阪ナイトセッション日経平均先物9月物は前日比200円安の19480円、高値は17日16時30分の始値の19690円、安値は18日04時50分の19470円でした。17日のNYダウは5日ぶりに大幅反落、前日比274.14ドル安の21750.73ドルでした。ナスダック総合株価指数も反落し、同123.195ポイント安の6221.914ポイントでした。白人至上主義団体を擁護したと受け止められるトランプ米大統領の発言を巡り混乱が続いていることに加え、スペインのバルセロナで、人混みに自動車が突入し数人が死亡するテロ事件が発生したことを受け、市場で不安が高まりました。NY原油先物相場は3日続落、WTI期近の9月物は、前日比0.77ドル安の1バレル46.78ドルでした。NY円相場は1ドル=109円55~65銭の60銭の円高・ドル安でした。

 

「トランプ発言ショック」の米株安、ドル安を受け、本日の日経平均は3日続落する見通しです。想定レンジは19500円±100円程度です。トランプ大統領の信任低下を受け、先物でのヘッジ売りニーズが強まりそうです。これが裁定解消売りを誘発させる見込みです。ただし、日銀のETF買いが見込めるため、ザラ場中、外部環境のさらなる悪化がなければ、売り一巡後は下げ渋り、安値圏で膠着する公算です。

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