３日の海外動向と本日の相場見通し 海外勢の買いが続き、堅調相場継続
４日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比70円高の20670円、高値は4日05時07分の20680円、安値は3日19時44分の20570円でした。３日の米国株式市場では、ＮＹダウ、ナスダック総合株価指数、Ｓ＆Ｐ500種株価指数の主要３指数が連日で最高値を更新しました。ＮＹダウは５日続伸、前日比84.07ドル高の22641.67ドルでした。 大型ハリケーン「ハービー」の被害で買い替え特需が発生し、９月の米新車販売が、総じて前年同月比で市場予想を上回って増加したことが好感されました。ＮＹ原油先物相場は続落、ＷＴＩ期近の11月物は、前日比0.16ドル安の１バレル50.42ドルでした。ＮＹ円相場は３日続落し、前日比10銭円安・ドル高の１ドル＝112円80～90銭でした。
米国株高、円安基調を受け、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。想定レンジは20650円±100円程度です。上値では、個人投資家、信託銀行経由の年金売りが出る見通しです。しかし、その売り物を海外勢が吸収するため、非常に強い相場が展開されるでしょう。物色面では、ＪＤＩ(6740)グループのＪＯＬＥＤが有機ＥＬを低コストで生産できる独自方式の開発にメドを付けたと報じられ、有機ＥＬ関連への関心が高まりそうです。
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