藤井淳志、夕刊フジ「株1グランプリ」決勝進出、3銘柄の選定理由を徹底解説!

カブ知恵の藤井淳志です。実は、現在私は、夕刊フジ の「株1グランプリ」の12月の決勝大会に出場しています。そこで今回は、当社ホームページの閲覧者、及び当社メルマガ読者様限定で、「株1グランプリ」での銘柄の選定理由を詳細に解説したいと思います。夕刊フジは紙面の都合で文字数の制約もありますので(笑)

 

今回、私が期待を込めて選定した3銘柄は、ロコンド(3558)、五洋インテックス(7519)、シェアリングテクノロジー(3989)です。

 

会社側の理想値の実現なら「テンバガー」にもなる可能性も

まず、ロコンド(3558)は、11月1日に今年10月のEC事業の受注高について、過去最高となる9.46億円(速報値)を見込み、10月単月の営業利益は、上期(3月~8月)累積の6200万円を超える水準を見込んでいる点に注目しました。(なお、選定後、12月1日に11月速報を発表、昨年比2倍の利益計画に向けて順調に推移しているとリリースしました。また、同日、キャピタルゲインを得ることを目的としたベンチャーキャピタル(VC)が保有する同社株式比率が71.2%から0%になり、VCによる同社株式の売却リスクが解消されたことを発表しています。)

 

前置きが長くなりましたが、私が最も注目していることは、計画していた増床が8月に完了し、総取扱高の3倍までは現賃料で運営可能な見込みである点です。投資完了後の現倉庫キャパシティに基づく会社側の「理想値」は、取扱高(返品差引後)は今年度計画値100億円→理想値300億円、営業利益率4%→12%です。理想値実現なら営業利益が36億円と、17年度計画の9倍になる計算です。今後は、如何にして早く「倉庫が埋まる程の取扱高」を実現するかに、会社側は取り組んでいくそうです。私は、会社側の理想値の実現確度が高まるにつれ、株価もそれに応じた値上がりを実現すると見込んでいます。ずばり、「テンバガー」候補と考えています。

 

メディカルツーリズム関連のコア銘柄として期待

次に、五洋インテックス(7519)は、11月29日付け日経新聞で、ジャスダック市場の昨年比上昇率2位の銘柄として紹介されています。“2位は五洋インテックス。カーテン販売を手掛けてきたが、今年に入ってから医療ツーリズムへの参入を発表した。海外からの需要取り込みが期待できるとの見方から、株価は8倍に上昇した。”ということです。

 

同社は、10月6日、「当社連結子会社の株式譲渡及び代表取締役の異動に関するお知らせ」を発表しました。同社の連結子会社のレックアイの全ての株式を鈴木徳之氏に売却し、鈴木徳之氏が同日付けで五洋インテックスの代表取締役副社長を退任することを発表しました。ちなみに、17年3月時点で鈴木徳之氏は同社株を93万株(5.6%)保有する第3位株主でした。株価はその後、10月31日に1121円まで上昇後、600円台まで急落しました。しかしながら急落過程で、投げるべき人が投げ切ったという意味で、私は需給は大幅に改善したとみています。

 

なお、10月30日、子会社のキュアリサーチが、NEUSOFT Japan株式会社と、日本でNKT細胞を用いた治療法及び先端医療を希望する中国の患者の紹介を受ける提携を行うことを発表しています。キュアリサーチは、NEUSOFT Japanとの提携によりNEUSOFTの幅広い医療ネットワークを背景として日本でのメディカルツーリズムサービスの早急な拡大を目指すということです。

 

ちなみに、日本政策投資銀行のレポートでは、2020年時点での日本のメディカルツーリスト数は年間43万人の潜在需要がある(そのうち中国からの人数は年間31万人)と予想しています。その予測を基に算出される市場規模は年間約5500億円、経済波及効果は2800億円と試算されており、メディカルツーリズムは著しい成長が望める市場だということです。

 

ライフサービス領域のWEB市場で独占的な立場を築いてきた点を高く評価

最後に、シェアリングテクノロジー(3989)は、日本最大級のライフサービスプラットフォーム「 SHARING PLACE」を運営しています。同社は、ビックデータを駆使、24時間365日稼動し続けるコールセンターを通じ、日々ストックされ続ける膨大なデータが「SHARING PLACE」を自動的に成長させる仕組みを取り入れており、他社が実現できないスピーディかつ高精度のマッチングを実現しています。

 

ちなみに、17年10月度の単月流通総額が6.4憶円を達成し、前年同月比48.8%増となりました。また、17年9月期の売上高は17.5憶円(前期比1.54倍)、経常利益3.89億円(前期比7.1倍)を達成し、ともに過去最高を記録しました。そして、18年9月期の売上高は31.89億円(前期比81.8%増)、営業利益は4.69億円(同17.2%増)、経常利益は4.5億円(同15.4%増)、当期純利益は3.26億円(同21.9%増)の見通しです。バーティカルメディアサイトのコンテンツ強化や、更なるサービス提供範囲の拡充等による既存事業の継続的な強化、及びポートタルサイトである「生活110番」のコンテンツ強化を引き続き継続するとともに、新規事業への積極的な投資を行う方針だそうです。

 

なお、同社は、2020年9月期に、直前期比約4倍の経常利益17億円達成を目指していることに加え、ライフサービス領域で注力してきたジャンルにおいて、WEB市場で独占的な立場を築いてきた点を、私は高く評価しています。

 

最後に需給面では、12月1日に一時3100円を付け、8月3日の3085円を上抜き、上場来高値を更新しました。いわゆる「青天井相場」突入です。需給は劇的に改善したと考えています。

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