24日の海外動向と本日の相場見通し 午前中は北朝鮮の動向に警戒感が強い状況

25日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比10円安の18930円、高値は24日19時06分の18990円、安値は25日00時57分の18860円でした。24日のNYダウは大幅反発、前週末比216.13ドル高の20763.89ドルでした。フランス大統領選の第1回投票で、マクロン元経済産業デジタル相がトップに立ったことが好感されました。また、トランプ大統領が26日にも税制改革案を公表するとみられていることも追い風でした。NY原油先物相場は続落、WTI期近の6月物は前週末比0.39ドル安の1バレル49.23ドルでした。NY円相場は反落し、前週末比70銭円安・ドル高の1ドル=109円70~80銭でした。

 

本日25日は朝鮮人民軍創設85年の節目にあたります。過去の経験則から、午前中は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射や核実験実施への警戒感が強い状況が続くでしょう。また、26日にも公表される予定の米税制改革案を見極めたいとのムードが強い状況は終日続く見通しです。以上のことから、日経平均の想定レンジは24日終値18875.88円±150円程度です。なお、万が一、北朝鮮がICBM発射や核実験実施した場合は、米国の北朝鮮への先制攻撃リスクが急激に高まるため、急落は不可避でしょう。

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