27日の海外動向と本日の相場見通し 議会証言で米株下落、日経は4日ぶりに下落へ
28日の大阪ナイトセッションの日経先物３月物は前日比170円安の22210円、高値は27日17時02分の22410円、安値は28日05時23分の22200円でした。27日のＮＹダウは４日ぶりに反落し、前日比299.24ドル安の25410.03ドルでした。パウエルＦＲＢ議長が米下院金融サービス委員会での就任後初となる議会証言で「米経済は堅調で一段の段階的な利上げが最善だ」と述べました。これを受けて米長期金利が上昇したことが嫌気されました。なお、米10年物国債利回りは前日比0.03％上昇し、2.89％で取引を終えました。一時2.92％まで上昇しました。ＮＹ原油先物相場は４日ぶりに反落、ＷＴＩ期近の４月物は前日比0.90ドル安の１バレル63.01ドルでした。ＮＹ円相場は３日続落し、前日比40銭円安・ドル高の１ドル＝107円30～40銭でした。
パウエルＦＲＢ議長の議会証言が利上げに積極的な「タカ派」と受け止められ、米長期金利が上昇し米国株が下落したため、本日の日経平均は４日ぶりに反落する見通しです。想定レンジは22200円±200円程度です。目先は25日移動平均線（27日現在22446.38円）が非常に強い抵抗として意識されることになるでしょう。
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