5日の海外動向と本日の相場見通し 外部環境改善、日経は5日ぶりに反発へ
6日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比430円高の21420円、高値は6日04時48分の21450円、安値は5日16時42分の20850円でした。５日のＮＹダウは５日ぶりに大幅反発、前週末比336.70ドル高の24874.76ドルでした。トランプ大統領が５日、ツイッターに「鉄鋼とアルミへの関税は、新しく公正な北米自由貿易協定（ＮＡＦＴＡ）が署名された場合に限り解除する」と投稿したことが好感されました。ＮＹ原油先物相場は続伸、ＷＴＩ期近の４月物は前週末比1.32ドル高の１バレル62.57ドルでした。ＮＹ円相場は４日ぶりに反落し、前週末比75銭円安・ドル高の１ドル＝106円15～25銭でした。
ＮＹダウ高、円高一服を受け、本日の日経平均は５日ぶりに大幅反発するでしょう。想定レンジは21400円±150円程度です。ただし、買い一巡後は米国の通商政策を見極めたいとのムードが強まる見通しです。また、手の内・マインドの悪化した短期スタンスの投資家は多いため、上値では戻り待ちの売りが出るでしょう。
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