24日の海外動向と本日の相場見通し 円安基調のため、日経平均は米株ほど下がらない見込み
25日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比210円安の22070円、高値は24日20時40分の22350円、安値は25日03時39分の21960円でした。24日のＮＹダウは５日続落、前日比424.56ドル安の24024.13ドルでした。ナスダック総合株価指数は４日続落、同121.249ポイント安の7007.352ポイントでした。米長期金利が14年１月以来およそ４年３カ月ぶりに節目の３％に上昇したことや、四半期決算を手掛かりに３Ｍとキャタピラーが急落したことが嫌気されました。ＮＹ原油先物相場は反落、ＷＴＩ期近の６月物は前日比0.94ドル安の１バレル67.70ドルでした。ＮＹ円相場は５日続落、前日比10銭円安・ドル高の１ドル＝108円75～85銭でした。
米株は下落しましたが、円安基調のため、日経平均は米株ほど下がらない見込みです。想定レンジは22050円±150円程度です。ただし、米国株の不安定さがやや増しているため、日経平均の上値は重そうです。なお、大型連休を控え、多くの投資家は積極的に買いポジションを積み増すこともないでしょう。終日、様子見ムードの強い1日になる見通しです。
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