1日の海外動向と本日の相場見通し 円安を追い風に日経平均は堅調も、個人の体感温度は低い

2日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比40円高の22540円、高値は2日04時55分の22560円、安値は2日00時13分の22420円でした。4月のISM製造業景況感指数は57.3と前月から2ポイント低下し、市場予想も下回ったため、1日のNYダウは3日続落、前日比64.10ドル安の24099.05ドルでした。一方、引け後に決算発表を予定していたアップルが2.32%上昇しIT関連が買われ、ナスダック総合株価指数は反発、前日比64.438ポイント高の7130.704ポイントでした。NY原油先物相場は反落、WTI期近の6月物は前日比1.32ドル安の1バレル67.25ドルでした。NY円相場は続落、前日比55銭円安・ドル高の1ドル=109円80~90銭でした。

4月のISM製造業景況感指数の個別項目の仕入れ価格は1.2ポイント高い79.3と7年ぶりの高水準となり、インフレ圧力が強まっています。これを背景に米長期金利が高止まりし、対主要通貨でドル買いが優勢です。これは日経平均に対してポジティブです。本日の想定レンジは22550円±150円程度です。しかし、日本は大型連休の谷間です。また、米国では、2日のFOMC声明や4日発表の4月の米雇用統計を控えています。このため、積極的な売買は見送られるでしょう。

一方、心配なのは東証マザーズ指数です。1日は日経平均が前日比0.18%高だったのに対して、マザーズ指数は同0.49%安と、7日ぶりに反落しました。6日続伸の反動ともいえますが、4月27日までの6日間で終値ベースではわずか16.46ポイントしか上昇していないことを考慮すると、冴えない動きが続いているといわざるを得ません。堅調な日経平均&大型株と対照的に、個人投資家の関与率の高いマザーズ&小型株は安値放置されています。このため、個人にとって、相場の体感温度はそれほど高くないと考えます。

 

 

カブ知恵厳選おすすめ投資顧問

カブ知恵スタッフが実際に登録し、情報提供を受けている投資顧問をピックアップ!短期取り組みに強い投資顧問、材料株に強い投資顧問、人気テーマをいち早く配信する投資顧問、ファンドなど機関の取り組み状況を配信する投資顧問、狙い目IPO銘柄を教えてくれる投資顧問、それぞれに特徴やメリットがあります。基本的な情報配信はメルマガ登録だけの無料で受け取ることができますので試してみるといいでしょう。おすすめです。

コメントを残す

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ