21日の海外動向と本日の相場見通し 外部環境良好も国内政治リスクで上値重い

22日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比20円高の23030円、高値は212335分の23040円、安値は211634分の22990円でした。21日のNYダウは続伸、前週末比298.20ドル高の25013.29ドルと、およそ2カ月ぶりに25000ドル台を回復しました。米中貿易摩擦への懸念が後退し、通商問題での対立が世界経済に悪影響を与えるとの警戒感が和らぎ、買いが優勢でした。ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発、同39.697ポイント高の7394.036ポイントでした。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の6月物は前週末比0.96ドル高の1バレル72.24ドルでした。NY円相場は下落、前週末比30銭円安・ドル高の1ドル=1110010銭でした。

 

米株高、1ドル=111円アラウンドの円安はポジティブです。しかし、“「加計氏、首相に15年説明」、獣医学部新設、愛媛県が新文書”との報道はネガティブ材料です。このため、本日の日経平均は23000円付近でもみあうでしょう。想定レンジは23000円±150円程度です。

 

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