30日の海外動向と本日の相場見通し 米株高・円高一服・原油先物高で日経も反発へ
31日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比230円高の22260円、高値は31日00時58分の22270円、安値は30日17時47分の22040円でした。30日のNYダウは4日ぶりに反発、前日比306.33ドル高の24667.78ドルでした。イタリアのマッタレッラ大統領がポピュリスト政党を中心とした連立政権の樹立に理解を示し、再選挙を回避する方向を検討しているとの報道を受け、イタリア国債の利回り上昇が一服したことが好感されました。サウジアラビアに近い関係者の話として、産油国が相場安定のため今年末まで協調減産を続け、必要なら延長もあり得るとの報道を受け、原油先物相場が上昇したことも追い風でした。原油先物相場は反発した。WTI期近の7月物は前日比1.48ドル高の1バレル68.21ドルでした。NY円相場は反落し、前日比15銭円安・ドル高の1ドル=108円85~95銭でした。
米株が反発し、円高も一服したため、本日の日経平均は3日ぶりに反発する見通しです。想定レンジは22250円±150円程度です。5日移動平均線(30日現在22349.16円)の攻防が意識されます。なお、主力株はいいのですが、新興市場中心に小型株は心配です。信用取引を行う個人の手の内が著しく悪化しているとの観測が根強いからです。内外の機関投資家や、日銀のETF買いが入る銘柄や、株価指数だけが堅調で、個人の相場の体感温度が低いままの相場継続が懸念されます。
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