5日の海外動向と本日の相場見通し 大きな変化がないため、本日の日経平均は膠着
６日の大阪ナイトセッションの日経平均先物６月物は前日比変わらずの22520円、高値は5日17時36分の22560円、安値は６日01時03分の22440円でした。５日のＮＹダウは３日ぶりに反落、前日比13.71ドル安の24799.98ドルでした。イタリアで５日、ポピュリズム政党が支持するコンテ新首相が所信表明演説に臨み、歳出拡大で景気を刺激する方針を示したことが嫌気されました。ＮＹ原油先物相場は４日ぶりに反発、ＷＴＩ期近の７月物は前日比0.77ドル高の１バレル65.52ドルでした。ＮＹ円相場は横ばい。前日終値と同じ１ドル＝109円75～85銭でした。
外部環境に大きな変化がないため、本日の日経平均は膠着する見通しです。想定レンジは22500円±150円程度です。主力株はともかく、昨日は東証マザーズ指数が前日比1.85％安と大幅下落し年初来安値を更新しました。メルカリなどＩＰＯ株を買うための資金捻出を確保する換金売りが主因とみられているようです。本日に関しても、新興を中心に小型株がどのように動くかに注目しています。小型株が軟調だと、個人の相場の体感温度が著しく低下してしまうからです。
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