20日の海外動向と本日の相場見通し ナスダック高・円安で日経は堅調、注目はマザーズの底入れ
21日の大阪ナイトセッションの日経平均先物9月物は前日比20円安の22460円、高値は21日01時52分の22490円、安値は20日23時28分の22350円でした。20日のNYダウは7日続落、前日比42.41ドル安の24657.80ドルでした。米中貿易戦争リスクの高まりに加え、パウエルFRB議長が利上げを継続する姿勢を示したことが嫌気されました。ただし、ナスダック総合株価指数は反発し、前日比55.930ポイント高の7781.515ポイントと、4日ぶりに過去最高値を更新しました。NY原油先物相場は反発、WTI期近の7月物は前日比1.15ドル高の1バレル66.22ドルでした。NY円相場は3日ぶりに下落、前日比30銭円安・ドル高の1ドル=110円30~40銭でした。
ダウは軟調ですが、ナスダックが堅調で、円相場も若干円安気味のため、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。ただし、米国発の世界的な貿易摩擦激化懸念があるため、日経平均の上値は限定的でしょう。想定レンジは22450円±150円程度です。なお、20日のマザーズ指数の終値は前日比9.68ポイント(0.88%)高の1113.38ポイントでした。一時、1071.07ポイントまで下落して年初来安値を更新しました。しかしながら、そこから42.31ポイントも戻して取引を終了したことで、日足のローソク足は長い下ヒゲ付き陽線となりました。これで当面の底入れということになるか否かに注目しています。
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