3日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均に方向感は出ないでしょう

4日の大阪ナイトセッションの日経平均先物9月物は前日比10円安の21700円、高値は3日1928分の21880円、安値は4日0157分の21680円でした。3日は債券・株式市場が短縮取引でした。その3日のNYダウは4日ぶりに反落、前日比132.36ドル安の24174.82ドルでした。ナスダック総合株価指数は同65.013ポイント安の7502.674ポイントでした。フェイスブックの顧客情報の流出問題に関し、米政府が調査を拡大していると報じられたことが嫌気されました。NY原油先物相場は反発、WTI期近の8月物は前日比0.20ドル高1バレル74.14ドルでした。NY円相場は6日ぶりに反発、前日比30銭円高・ドル安の1ドル=1105565銭でした。

 

3日の米株が軟調で、円相場が若干、円高に振れています。また、4日は独立記念日で米市場が休みとなります。こうなると、本日の日経平均に方向感は出ないでしょう。想定レンジは21700円±150円程度です。ただし、中国人民銀行(中央銀行)が3日、人民元買い・ドル売りによる為替介入を実施したとみられ、対ドルでの人民元安が一服したことは、ポジティブ材料で、これは本日の日経平均の下支え要因です。

 

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