25日の海外動向と本日の相場見通し 米株堅調も円安一服で、日経平均は堅調ながら上値は重そう
26日の大阪ナイトセッションの日経先物９月物は前日比変わらずの22600円、高値は26日04時50分の22650円、安値は26日00時07分の22490円でした。25日のＮＹダウは続伸、前日比172.16ドル高の25414.10ドルでした。ナスダック総合株価指数は反発し、同91.471ポイント高の7932.239ポイントと、過去最高値を更新しました。ＥＵのユンケル欧州委員長とトランプ米大統領が25日にホワイトハウスで会談し、ＥＵが米国大豆の購入増や一部業種の関税引き下げに同意したと午後に伝わったことが好感されました。ＮＹ原油先物相場は続伸、ＷＴＩ期近の９月物は前日比0.78ドル高の１バレル69.30ドルでした。ＮＹ円相場は６日続伸し、前日比25銭円高・ドル安の１ドル＝110円90銭～111円00銭でした。
米株は堅調ですが、円安が一服しているため、本日の日経平均は堅調ながら上値は重そうです。想定レンジは22600円±150円程度です。なお、日銀は31日の金融政策決定会合で年６兆円買っているＥＴＦの購入配分の見直し、ＴＯＰＩＸ連動型ＥＴＦなどを増やし、日経平均株価連動型ＥＴＦの購入額を減らす方向で議論すると報じられています。このため、値嵩株でない、または、日経225非採用銘柄で、時価総額が比較的大きい銀行株などの銘柄群が物色されそうです。
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