4日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は弱含みのもみあいとなる見込み

5日の大阪ナイトセッションの日経先物9月物は前日比80円安の22690円、高値は始値の22780円、安値は42249分の22600円でした。4日のNYダウは3日続落し、前週末比12.34ドル安の25952.48ドルでした。米国とカナダがNAFTA再交渉を5日に協議を再開することや、中国製品に課す関税について、発動前に民間から意見を募集する期間も終了が近づいていることで、トランプ政権の強硬な通商政策への警戒感が広がりました。NY原油先物相場が反発、WTI期近の10月物は前週末比0.07ドル高の1バレル69.87ドルでした。NY円相場は1ドル=1114050銭の35銭円安・ドル高でした。

 

4日発表の8月のISM製造業景況感指数が61.3と、04年5月以来14年3カ月ぶりの高さとなったことで、米製造業の力強さが確認できました。これは本日の日本株にポジティブです。ただし、米通商政策に対する懸念が根強いため、上値を積極的に追うことは難しいでしょう。よって、日経平均は弱含みのもみあいとなる見込みです。想定レンジは22700円±150円程度です。

 

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