8日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均の上値は重そう
8日のシカゴ日経平均先物12月物は前週末比35円安の23625円で終え、5日の大阪証券取引所の終値を195円下回りました。8日のNYダウは3営業日ぶりに反発、前週末比39.73ドル高の26486.78ドルでした。前週に米長期金利が約7年ぶりの高水準を付け、株式相場の重荷となりました。また、大型連休明けの中国・上海株が急落したのも、米株式への売りにつながりました。しかし、見直し買いが徐々に入ったほか、金利の高止まりを見越した銀行株の上昇も続き、ダウ平均は午後に入って持ち直しました。NY原油先物相場は小幅反落、WTI期近の11月物は前週末比0.05ドル安の1バレル74.29ドルでした。シカゴ円先物は続伸しました。前週末比580ポイント高の100=0.88935ドルでした。
前日に米国株が小幅高となりましたが、ナスダックが弱く、円高基調であることから、日経平均の上値は重そうです。日経平均の想定レンジは23400円から23750円程度です。
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