30日の海外動向と本日の相場見通し 米株高・GPIF買いで、終日堅調推移の見込み
31日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比160円高の21640円、高値は終値、安値は30日18時22分の21310円でした。30日のNYダウは3日ぶりに反発、前日比431.72ドル高の24874.64ドルでした。ナスダック総合株価指数は同111.358ポイント高の7161.650ポイントでした。トランプ米大統領が、中国と「素晴らしい取引をする」と述べたと伝わったことが好感されました。NY原油先物相場は続落、WTI期近の12月物は前日比0.86ドル安の1バレル66.18ドルでした。NY円相場は1ドル=113円10~20銭 、75銭円安・ドル高でした。
米国株の大幅高を受け、本日の日経平均は続伸する見通しです。想定レンジは21600円±250円程度です。昨日は、月末を控え、日本株の組み入れ比率を維持するためにGPIFなどの国内年金が買いを入れたとの観測が囁かれていました。このため、下値不安が後退しています。逆に、リバウンドムードが強まっています。皮肉なことに、ここまでの相場急落で信用個人の追証絡みの投げ売りが加速した結果、需給も良化しています。終日、堅調な相場が期待できそうです。
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