12日の海外動向と本日の相場見通し 米株大幅安、VIX20乗せで、日経も大幅下落へ
13日の大阪ナイトセッションの日経先物12月物は前日比410円安の21840円、高値は12日16時47分の22260円、安値は13日01時52分の21810円でした。12日のNYダウは大幅続落、前週末比602.12ドル安の25387.18ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日続落、同206.033ポイント安の7200.869ポイントでした。「iPhone」に顔認証用のセンサーを供給しているルメンタム・ホールディングスが12日、大口顧客から出荷を大幅に削減するよう要請されたことを公表したことで、この大口顧客はアップルを指すと「見方が広がり、アップルが下落しました。これが他のIT関連に波及しました。また、マレーシアの政府系ファンドの資金流用疑惑に絡んでゴールドマン・サックスも急落しました。NY原油先物相場は11日続落、WTI期近の12月物は前週末比0.26ドル安の1バレル59.93ドルでした。なお、12日はベテランズ・デーの振り替えに伴う銀行休業日で、外国為替と債券市場が休場でした。
米株下落を受け、本日の日経平均は大幅反落する見通しです。想定レンジは21850円±200円程度です。昨日の米VIX指数は前週末比3.09(17.80%)高の20.45と、10月31日の21.23以来、8日ぶりに20を超えてきました。再び、米株式市場はボラタイルな相場に突入した可能性があります。これは日本株にもネガティブです。リスクパリティ型のファンドの売りが警戒されます。そして、その売りでトレンドが出始めてると、トレンド・フォロー戦略を採用するCTA(商品投資顧問)の売りが加わることが危惧されます。
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