24日の海外動向と本日の相場見通し 膠着、決算発表本格化で様子見気分強い
25日の大阪ナイトセッションの日経先物３月物は前日比30円高の20590円、高値は24日19時26分の20630円、安値は24日23時55分の20490円でした。24日のＮＹダウは反落、前日比22.38ドル安の24553.24ドルでした。一方、ナスダック総合株価指数は続伸、同47.694ポイント高の7073.462ポイントでした。ロス米商務長官が24日に米テレビで、米中貿易交渉が合意に至るまでには「まだ何マイルも距離がある」と述べたことが上値抑制要因でした。また、米政府機関の一部閉鎖が続く問題で、米議会上院で与野党がそれぞれの予算案を採決しましたが、いずれも可決しなかったことも重しでした。ＮＹ原油先物相場は反発、ＷＴＩ期近の３月物は前日比0.51ドル高の１バレル53.13ドルでした。ＮＹ円相場は１ドル＝109円60～70銭、05銭円安・ドル高でした。
米国株・ドル/円相場に方向感がありません。このため、本日の日経平均もザラ場中に何らかの大きな材料が飛び出さない限り、膠着するでしょう。想定レンジは20550円±150円程度です。本日以降、３月決算の国内主力企業の第３四半期（18年４～12月期）の決算発表が本格化するため、積極的な売買を手控えるムードが継続しそうです。
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