７日の海外動向と本日の相場見通し 指数軟調も、サンバイオが個人のマインド改善に寄与
８日の大阪ナイトセッションの日経先物３月物は前日比220円安の20500円、高値は７日17時22分の20780円、安値は８日02時54分の20440円でした。７日のＮＹダウは続落、前日比220.77ドル安の25169.53ドルでした。ナスダック総合株価指数は、同86.929ポイント安の7288.352ポイントでした。クドローＮＥＣ委員長が７日、貿易摩擦に関して中国との合意に至るまで「かなりの距離がある」と話した、また、「トランプ大統領と習近平国家主席が、交渉の期限である３月１日までに会談する可能性は低い」と伝わったことが嫌気されました。ＮＹ原油先物相場は反落、ＷＴＩ期近の３月物は前日比1.37ドル安の１バレル52.64ドルでした。ＮＹ円相場は1ドル＝109円80～90銭、10銭円高・ドル安でした。
米株が軟調で、日本は３連休前なので、買い方の手仕舞い売りが優勢な１日となりそうです。日経平均の想定レンジは20500円±150円程度です。ところで、大手ネット証券５社で、サンバイオ株急落の影響とみられる追証が、個人投資家には５社合計で35億円発生したもようです。同社株は５日に全株一致で寄った後、気分よくリバウンド中です。この値動きは、追証を差し入れて耐えた投資家のみならず、多くの信用個人の手の内・マインドの好転に寄与していることでしょう。
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