8日の海外動向と本日の相場見通し SQ値を上回っていれば強い動き継続、下回ったら利益確定売り優勢

9日の大阪ナイトセッションの日経平均先物3月物は前日比90円高の18820円、高値は9日03時51分の18870円、安値は8日の21時46分の18630円でした。8日のNYダウは4日続伸し、前日比65.19ドル高の19614.81ドルと、4日連続で過去最高値を更新しました。ECBがこの日の理事会で、量的金融緩和による資産買い入れの期限を従来の2017年3月から同12月まで9カ月延長すると決めた一方、4月から毎月の買い入れ額をこれまでの800億ユーロから600億ユーロに減額するとしたものの、ドラギ総裁が記者会見で必要に応じて増額することを示したため、ECBの決定が引き締めを目指すものではないとの解釈が広がり、安心感が強まりました。NY原油先物相場は3日ぶりに反発、WTI期近の1月物は前日比1.07ドル高の1バレル50.84ドルでした。NY円相場は反落し、前日比20銭円安・ドル高の1ドル=113円95銭~114円05銭でした。

 

米株高、1ドル=114円アラウンドの円安、原油先物高を受け、本日の日経平均は上昇する見通しです。先物・オプションのSQ通過後は、SQ値を上回っていれば強い動き継続、下回ったら利益確定売り優勢となるでしょうが、円相場がよほど円高に振れない限り、下値は相当堅いでしょう。想定レンジは先物のナイトセッションのレンジの18630円~18870円です。なお、ZMP(7316)が昨日、新株式発行及び株式売出しの中止と、上場手続きの延期を決議したことを発表しました。情報セキュリテイ体制の見直し・強化及び従業員教育の徹底等を図り、強固な情報セキュリテイ体制を構築したうえで、上場に向けた手続きを再開する必要があると判断したということです。これを受け、自動運転関連の急落が予想されます。その影響が、新興市場中心に小型テーマ株にどの程度影響が出るかは心配されるところです。

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