14日の海外動向と本日の相場見通し 日銀発のサプライズなしなら、日経平均は膠着

15日の大阪ナイトセッションの日経先物6月物は前日比40円高の21160円、高値は150109分の21250円、安値は142308分の21090円でした。14日のNYダウは小幅続伸、前日比7.05ドル高の25709.94ドルでした。ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反落、同12.495ポイント安の7630.910ポイントでした。NY原油先物相場は4日続伸、WTI期近の4月物は前日比0.35ドル高の1バレル58.61ドルでした。NY円相場は反落、前日比55銭円安・ドル高の1ドル=1116575銭でした。

 

「日銀は1415日に開く金融政策決定会合で景気認識を巡り、輸出と生産の判断を引き下げることを検討する。」との12日の一部報道を受け、市場では日銀が金融緩和の強化を検討するとの思惑が広がっているようです。これが足元の円安要因となっており、日経平均の下支え要因です。一方、米中首脳会談が4月以降にずれこむ見通しと伝わっていることは、ややネガティブな材料です。このため、日銀発のサプライズがない限り、本日の日経平均は外国人や、国内金法からの決算対策売りで上値の重い1日になりそうです。想定レンジは21300円±200円程度です。

 

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