28日の海外動向と本日の相場見通し 米国株高・円高一服で、日経平均も反発へ
29日の大阪ナイトセッションの日経先物６月物は前日比140円高の21200円、高値は28日23時11分の21220円、安値は28日16時41分の21050円でした。28日のＮＹダウは反発、前日比91.87ドル高の25717.46ドルでした。ナスダック総合株価指数は同25.789ポイント高の7669.166ポイントでした。8日に米中の閣僚級協議が再開され、「中国政府がＩＴ技術の移転などでこれまでにない提案をした」と報じられました。これが好感されました。ＮＹ原油先物相場は続落、ＷＴＩ期近の５月物は前日比0.11ドル安の１バレル59.30ドルでした。ＮＹ円相場は1ドル＝110円60～70銭、15銭円安・ドル高でした。
米国株が堅調で、円高が一服しているため、本日の日経平均は底堅い動きが見込めそうです。想定レンジは21200円±150円程度です。米国同様に、再開された米中の貿易交渉で、何らかの前向きな合意があるのではないかとの期待が相場を下支えする見通しです。
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