24日の海外動向と本日の相場見通し 円安基調のため、日経平均は堅調に推移
25日の大阪ナイトセッションの日経先物6月物は前日比30円高の22200円、高値は24日19時00分の22240円、安値は24日22時50分の22130円でした。24日のNYダウは反落、前日比59.34ドル安の26597.05ドルでした。ナスダック総合株価指数は4日ぶりに反落、同18.807ポイント安の8102.015ポイントでした。前日にS&P500種株価指数とナスダック総合株価指数が過去最高値を更新したこともあり、その反動で利益確定売りが出ました。NY原油先物相場は反落、WTI期近の6月物は前日比0.41ドル安の1バレル65.89ドルでした。NY円相場は反落、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=112円15~25銭でした。
米株は軟調ですが、NY円相場が一時1ドル=112円40銭と2018年12月下旬以来ほぼ4カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けるなど、円安基調のため、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。想定レンジは22200円±200円程度です。日銀は本日まで2日間の日程で金融政策決定会合を開きます。また、15時半ごろからは黒田総裁が記者会見する予定です。会合で、なんらかのサプライズがないならば、多くの投資家は売り買いを積極的に行わないでしょう。上値では引き続き、27日からの10連休前の換金売りが出続ける見通しです。
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