6日の海外動向と本日の相場見通し ライトハイザー発言で、楽観ムード後退へ
６日のシカゴ日経平均先物６月物は４月26日の大証終値比45円安の22205円、高値は22230円、安値は21915円でした。６日のＮＹダウは反落、前週末比66.47ドル安の26438.48ドルでした。トランプ米大統領が対中関税の引き上げを表明したことで、ダウの下げ幅は一時470ドルを超えました。しかし、中国外務省の担当者が「中国の交渉団は貿易協議のために米国に行く準備を進めている」と語ったことで、買い戻しが入り下げ幅を急速に縮めました。ＮＹ原油先物相場は続伸、ＷＴＩ期近の６月物は前週末比0.31ドル高の１バレル62.25ドルでした。ＮＹ円相場は続伸、前週末比35銭円高・ドル安の１ドル＝110円70～80銭でした。
取引終了後にＵＳＴＲのライトハイザーＵＳＴＲ代表が、「（交渉が不調の場合）10日の午前12時１分に対中関税を引き上げる」と述べため、再び、楽観ムードが後退しています。日経平均の想定レンジは22100円±200円程度です。米中貿易協議の行方を見守りたいとのムードが強い１日になりそうです。
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