9日の海外動向と本日の相場見通し 米中貿易協議のヘッドラインに一喜一憂
10日の大阪ナイトセッションの日経先物6月物は前日比60円安の21320円、高値は10日02時49分の21370円、安値は10日00時28分の21060円でした。9日のNYダウは反落、前日比138.97ドル安の25828.36ドルでした。ナスダック総合株価指数は4日続落、同32.732ポイント安の7910.587ポイントでした。NY原油先物相場は反落、WTI期近の6月物は前日比0.42ドル安の1バレル61.70ドルでした。NY円相場は5日続伸、前日比35銭円高・ドル安の1ドル=109円70~80銭でした。
米中の貿易交渉に関しては、トランプ米大統領が習近平国家主席から協力姿勢を示す書簡を受け取ったことも明らかにし、同氏と電話協議を開くだろうと述べたことで、合意形成期待が残っています。しかしながら、どうなるかわからないため、はっきりするまでは、多くの投資家は様子見を決め込むでしょう。日経平均の想定レンジは21300円±250円程度です。米中貿易協議に関するヘッドラインに一喜一憂することになりそうです。
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