3日の海外動向と本日の相場見通し ナスダック続落、日経の上値は重い

4日の大阪ナイトセッションの日経先物6月物は前日比90円高の20450円、高値は3日2339分の20520円、安値は3日1649分の20300円でした。3日のNYダウは反発、前週末比4.74ドル高の24819.78ドルでした。一方、ナスダック総合株価指数は続落、同120.129ポイント安の7333.019ポイントでした。「米当局が独占禁止法違反の調査を準備している」との米報道を受けて、IT関連が売られました。NY原油先物相場は4日続落、WTI期近の7月物は前週末比0.25ドル安の1バレル53.25ドルでした。NY円相場は1ドル=1080010銭、25銭円高・ドル安でした。

 

米国発の貿易摩擦の激化や世界経済の減速懸念を背景に、昨日は東証1部で474銘柄が年初来安値を更新しました。5月14日に次いで今年2番目の多さとなりました。幅広い銘柄が換金売りを浴びている様子が窺えます。また、外部環境に大きな変化はありません。このため、本日の東京株式市場では、ここ最近の相場下落を受けた押し目買いが入ったとしても、戻り待ちの売りも出るでしょう。結果、日経平均は膠着しそうです。想定レンジは20450円±150円程度です。

 

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