17日の海外動向と本日の相場見通し 超薄商いは本日も継続、様子見気分非常に強い
18日の大阪ナイトセッションの日経先物9月物は前日比10円安の21060円、高値は17日20時59分の21120円、安値は17日17時00分の21050円でした。17日のNYダウは小幅反発、前週末比22.92ドル高の26112.53ドルでした。ナスダック総合株価指数は反発、同48.365ポイント高の7845.024ポイントでした。18~19日に開かれるFOMCを控え、17日朝発表の6月のニューヨーク連銀製造業景況指数が低調だったこともあり、早期の米利下げ期待が相場をサポートしました。一方、ロス米商務長官がG20大阪サミットでの米中合意に懐疑的な見方を示したことは上値圧迫要因でした。NY原油先物相場は3日ぶりに反落、WTI期近の7月物は前週末比0.58ドル安の1バレル51.93ドルでした。NY円相場は1ドル=108円50~60銭、横ばいでした。
米国株が堅調とはいえ、勢いはありません。このため、本日の日経平均は前日終値を中心に膠着する見通しです。想定レンジは21100円±150円程度です。昨日の東証1部の出来高は9347万株、売買代金は1兆6498億円と、超薄商いでした。多くの投資家が積極的な売り買いを手控えています。この傾向は、本日も継続するでしょう。
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