19日の海外動向と本日の相場見通し 東京株式市場は「強含みもみあい」となりそう
20日の大阪ナイトセッションの日経先物9月物は前日比10円高の21280円、高値は20日04時42分の21320円、安値は20日03時00分の21200円でした。19日のNYダウは3日続伸、前日比38.46ドル高の26504.00ドルでした。ナスダック総合株価指数は同33.440ポイント高の7987.323ポイントでした。19日のFOMCを受けて年内利下げ観測が強まり、買いが優勢でした。NY原油先物相場は反落、WTI期近の7月物は前日比0.14ドル安の1バレル53.76ドルでした。NY円相場は1ドル=108円05~10銭、35銭円高・ドル安でした。
FOMCを無事に通過したことで、本日の東京株式市場は「強含みもみあい」となりそうです。日経平均の想定レンジは21300円±150円程度です。ただし、来週の米中首脳会談を見極めたいと考える投資家は多そうで、様子見ムードが強い展開となるでしょう。それでも、今回のFOMCで、委員らの政策金利見通しが、17人の参加者のうち8人が年内利下げを見込み、意見が真っ二つに割れたとはいえ、FRBが金融緩和に大きく傾いたことが明確になった点はポジティブです。少なくとも、当面の米国株が崩れにくくなったからです。
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