16日の海外動向と本日の相場見通し 米株の騰勢一服、日経平均も上値は重そう
17日の大阪ナイトセッションの日経先物9月物は前日比20円安の21480円、高値は17日00時04分の21520円、安値は16日18時48分の21430円。16日のNYダウは5日ぶりに反落、前日比23.53ドル安の27335.63ドルでした。ナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落、同35.388ポイント安の8222.797ポイントでした。トランプ米大統領が「米中交渉の合意には時間がかかる」と述べたことが嫌気されました。NY原油先物相場は続落、WTI期近の8月物は前日比1.96ドル安の1バレル57.62ドルでした。NY円相場は3日ぶりに反落、前日比35銭円安・ドル高の1ドル=108円20~30銭でした。
トランプ米大統領が16日の閣議で「米中貿易合意への道のりが長い」と発言し、3250億ドルに相当する中国からの残りの輸入品すべてに制裁関税を課す可能性にも言及したと伝わったことで、米株の騰勢が一服しました。このため、本日の日経平均の上値も重そうです。ただし、為替が若干円安気味のため、下値も堅そうです。想定レンジは21500円±150円程度です。
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