18日の海外動向と本日の相場見通し 米株反発も円高で、日経平均の上値は重い
19日の大阪ナイトセッションの日経先物9月物は前日比120円高の21130円、高値は19日04時04分の21170円、安値は始値の21010円でした。18日のNYダウは3日ぶりに反発、前日比3.12ドル高の27222.97ドルでした。ナスダック総合株価指数も3日ぶりに反発、同22.037ポイント高の8207.243ポイントでした。ネットフリックスの低調な決算はIT関連株の売り材料になりました。しかし、ウィリアムズNY連銀総裁が18日の講演で「中央銀行は経済状態の悪化に直面した場合、速やかに行動すべきだ」と述べたことが買い材料になりました。NY原油先物相場は4日続落、WTI期近の8月物は前日比1.48ドル安の1バレル55.30ドルでした。NY円相場は続伸、前日比65銭円高・ドル安の1ドル=107円25~35銭でした。
米株が反発したため、本日の日経平均は前日の422.94円(1.97%)安の反動もあり、買い戻しが先行しそうです。ただし、円高基調のため、上値は重そうです。また、トランプ大統領が18日、ホルムズ海峡で米強襲揚陸艦がイランの小型無人機を撃墜したことを明らかにしました。このように、米国とイランとの緊張が高まっていることも、投資家をリスクオフにさせてしまうでしょう。想定レンジは21150円±200円程度です。
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