29日の海外動向と本日の相場見通し FOMC結果発表を控え、様子見気分が強い

30日の大阪ナイトセッションの日経平均先物9月物は前日比60円高の21630円、高値は終値、安値は291818分の21550円でした。29日のNYダウは続伸、前週末比28.90ドル高の27221.35ドルでした。一方、ナスダック総合株価指数は反落、同36.882ポイント安の8293.329ポイントでした。FOMCの結果発表を31日に控え、声明文やパウエルFRB議長の会見を見極めたいとのムードが強かったため、多くの投資家が買いを手控えました。NY原油先物相場は3日続伸、WTI期近の9月物は前週末比0.67ドル高の1バレル56.87ドルでした。NY円相場は3日続落、前週末比10銭円安・ドル高の1ドル=1087585銭でした。

 

米国株に方向感がないものの、円高が一服していることもあり、本日の日経平均は堅調推移が見込まれます。想定レンジは21650円±150円程度です。ただし、FOMC結果発表を控え、引き続き多くの投資家は積極的な売買を手控えるでしょう。このため、相変わらず、商いは低迷、東証1部の売買代金は活況の目安となる2兆円を下回る見通しです。基本的には46月期決算発表を受けた、個別銘柄物色が中心になりそうです。

 

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