18日の海外動向と本日の相場見通し 日経平均は75日移動平均線の攻防
19日の大阪ナイトセッションの日経平均先物6月物は前日比10円安の22170円、高値は19日00時28分の22200円、安値は18日23時13分の22090円でした。18日のNYダウは3日ぶりに反落、前日比38.56ドル安の24748.07ドルでした。18年1~3月期決算で利益率が悪化したIBMが売られ、1銘柄でダウを83.44ドル押し下げました。NY原油先物相場は続伸、WTI期近の5月物は前日比1.95ドル高の1バレル68.47ドルでした。NY円相場は3日ぶりに反落、前日比25銭円安・ドル高の1ドル=107円20~30銭でした。
外部環境が落ち着いているため、本日の日経平均前日終値付近のもみあいとなりそうです。想定レンジは22150円±150円程度です。基本的には75日移動平均線(19日現在22237.24円)の攻防ということになりでしょう。13日時点の信用評価損益率はマイナス9.09%と、前週から0.64ポイント改善しました。新興市場は崩れた一方で、ハイテク株の値上がりが含み損の縮小に寄与したということです。これは大型株をメインに売買している信用個人の投資余力回復を示すものであり、ポジティブな材料です。
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