16日の海外動向と本日の相場見通し 外部環境悪化で、日経平均は軟調推移
16日のNYダウは9日ぶりに反落、前週末比142.70ドル安の27076.82ドルでした。ナスダック総合株価指数は続落、同23.170ポイント安の8153.543ポイントでした。NY原油先物相場は5日ぶりに反発、WTI期近の10月物は前週末比8.05ドル高の1バレル62.90ドルでした。NY円相場は下落、前週末比05銭円安・ドル高の1ドル=108円10~20銭でした。
サウジの国営石油会社サウジアラムコの石油施設が14日に無人機の攻撃を受け、サウジの産油量の約半分の生産が停止し、原油先物相場がほぼ4カ月ぶりの高値まで急伸しました。また、中国政府が16日発表した8月の工業生産の伸びがリーマン・ショック直後以来の低水準となり、中国経済の減速懸念が強まっています。このため、本日の日経平均は利食い売りで軟調に推移しそうです。想定レンジは21950円±200円程度です。
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