29日の海外動向と本日の相場見通し 米株軟調、円安一服で、日経平均も上げ一服

30日の大阪ナイトセッション日経平均先物12月物は前日比50円安の22920円、高値は291630分の22970円、安値は291859分の22890円でした。29日のNYダウは3日ぶりに反落、前日比19.30ドル安の27071.42ドルでした。ナスダック総合株価指数は5日ぶりに反落、同49.135ポイント安の8276.851ポイントでした。FOMCの結果発表を30日に控えて買いが手控えられました。また、28日夕に発表した決算で1株利益が市場予想を下回ったアルファベットが売られたことも嫌気されました。NY原油先物相場は続落、WTI期近の12月物は前日比0.27ドル安の1バレル55.54ドルでした。NY円相場は3日ぶりに反発、前日比5銭円高・ドル安の1ドル=1088595銭でした。

 

米株が軟調で、円安も一服しているため、日経平均も上げ一服となりそうです。想定レンジは22900円±200円程度です。FRBは30日のFOMCで3会合連続の利下げを決める見通しですが、パウエルFRB議長はFOMC終了後の記者会見で将来の利下げに慎重な姿勢を示すとの観測が浮上しているようです。このため、今後の米株式市場がボラタイルに動く可能性があります。よって、本日の東京株式市場は様子見気分が強い1日になりそうです。

 

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